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本を読む人が減っているからこそ読書で差をつける

読書習慣が減っているというのはチラホラ聞こえてくる話ですが、「大学生で読書時間0分が5割超」というのは、なかなかインパクトのある数字です。

大学生5割超、読書時間0分=高校までに習慣なく-大学生協連:時事ドットコム

これは、単なる情報ソース同士の競争がおきた結果というだけでなく、読書習慣という人の行動が変わって来たという話です。

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読書時間が0分という意味

Webに様々な情報ソースが溢れる今日、本を読む時間が減るのは必然的な話に聞こえます。

しかし、先ほど引用したニュースにあったような「読書時間が0分」というのはこれとは少し違って、本が情報ソースとして見なされていないか、そもそも本を読む習慣がなくなった人がいるということです。

0分と回答した人の割合が、5年間で18.6ポイントも上昇したということで、記事では読書習慣が欠落がその要因ではないかと書いています。

 

出版マーケットの状況

本を読む人が減ると、本を取り巻くマーケットが縮小し、著者というコンテンツ提供者が減ってしまう可能性があります。

その一方で、販売点数を増やす事で売上を維持すると言われた時期もありましたが、最近はそう単純でもないようです。以下の分析はとても興味深いです。

日本の統計2017/書籍:書籍の出版点数と平均定価から見る出版戦略分析をフォロー(2016年に続き)。(総務省統計局 日本の統計2017): カフェは私の仕事場です

いずれにしても、出版マーケットのプレイヤー同士の競争は激化しているといっていいでしょう。

 

逆張りのチャンス! 読書で差をつけよう

ここで、本を購入する個人にとってみると、周り人の読書習慣が減っているからこそ、読書をすることが差別化するチャンスなのではないでしょうか?

出版マーケットの競争が激化しているということは、コンテンツの悪いものはすぐに姿を消すということです。

また、他の情報ソースに比べて本には長い歴史があるので、時の洗礼を受けた知恵を教えてくれる本を読むことができます。

なので、今回取り上げたようなニュースを見ると、今後も本を読み続けようと思うのです。もちろん、どの本を読めばよいかというのが、決定的に大切になってくるわけですね。前に紹介した「読書について」を読み返しつつ、注意深く選びたいと思います。

 

最後に、このエントリーを書きながら思い出した一節を引用します。

世の中の人々は、みな美しいものは美しいと思っているが、じつはそれは醜いものにほかならない。みな善いものは善いと思っているが、じつはそれは善くないものにほかならない。

引用元:老子 (岩波文庫)

自分独自の視点、表面的な動きの背後にある本質をつかむべく、常に逆張りの発想ができるようになりたいと考えていますが、なかなか難しいですね。